氷河期世代の多くは受験戦争にさらされてきたので、勉強することに慣れている人も多いと考えます。
これからの人生を生きる中で、様々な学びを通じて得たものもあるでしょうが、今日は氷河期世代がこれから何を学んでいくと人生が少しはマシなものと思えるのか、と言うことにフォーカスをあてて、書いてみようと思います。
タクシー運転手や警備員になりたくない人は、よく読んでください。
50代を過ぎても学ぶべきものはたった1つだけ
これから老後を迎えるに際して、どんな学びが1番効果があるのか、書いてみようと思いますが、この2つに関してはまだまだ有効と考えます。
50歳からでも学ぶべきものは、英語
意外に思われるかもしれませんが、海外出稼ぎも視野に入れると、英語が出来ると少なくとも食い扶持を稼ぐための領域は拡がるかもしれません。
国内でもガイドが出来る可能性が高いので、フリーで観光ガイドをやるとか、チャンスは大いにあると考えます。
若い時と比べ物にならないほど、英語学習方法が世に出ておりますし、役立つコンテンツも動画を中心に沢山あります。
最短でも数ヶ月集中すればかなりの高い確率で語学のスキルは挙げられると思います。
一説にはAI化が進めば英語を話す必要がなくなるとも言われているようですが、AIが人間の知能を超えるのは2045年以降とも言われております。
確かにGoogle翻訳を使えば問題がない場面も増えるでしょうが、AIが進化しても人間同士のFace to Faceの当意即妙なコミュニケーションは間違いなく減ることなどないでしょう。
英語が出来るようになったら、学びたい人にも教えられます。
チャンスが拡がると言う意味では、英語を学ぶのが1番でしょう。
今みたいに円安相場であれば、外貨を稼げるようになったら生活も楽になると思いますので、複数年かかる可能性は大きいかもしれませんが、努力をする価値は大いにあると思います。
中学文法をベースに学ぶといいでしょう。
彼女の動画がかなり学びも多いです。私塾に入らなくても動画だけで学びの組み立ては出来ると思います。
余裕があるならば、多言語も学ぼう
余裕があるならば、中国語やスペイン語も学ぶといいでしょう。話す人の多い言語を習得するのです。
50過ぎて語学学習を馬鹿にする人もいます。しかし、外資系の上位層に食い込むことが目的ではなく、生き抜くために必要なスキルとして複数の言語を操れるならば、それまでの経験を存分に活かせるのではないでしょうか。
それこそ、中国語と英語が話せるガイドツアーは相当需要もあると思います。
同じタクシードライバーでもマルチリンガルだったら、かなり高い確率で指名も入るので稼げると思いますよ。
1番差別化しやすいスキルです。まずは英語から頑張ってみましょう。
IT系スキルは学ばなくても良い
さて、IT系スキルは学ばなくても良いと書きましたが、これはどう言うことかというと、今から新しい学習をする場合、プログラミングなどのIT系スキルは、それこそAIスキルに代替されるので、学ぶだけ無駄です。
すでにAIに質問することで作動するプログラムも書ける時代です。
AIの代替でなんとかなる領域でもあるので、20代から30代前半までの若手ならまだしもですが、50代の人間がここから学ぶのは効率が悪くて仕方ありません。
同じ意味で言うと、社労士や行政書士などの資格を取って、と言うのもあまり効果がないと思います。
“手に職”系も視野に入れても構わない
消防設備士など、それを持っていないと仕事ができない、いわゆる”手に職”系の資格も視野に入れてみるといいかもしれません。
ただ、”手に職”系こそ、それが活かせるそもそものキャリアがないとやっていけないのではないでしょうか。
自身のキャリアを振り返りつつ、今一度学ぶべきものを考えてみてください。
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